
アジア枠として出場する韓国出身の(左から)李叡源(イ・イェウォン)、朴知映(パク・ジヨン)、金秀芝(キム・スジ)、朴ヒョン径(パク・ヒョンギョン)の4選手がSONYポーズをとる(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 プロアマ戦(10日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)
アジア枠として出場する韓国出身の朴ヒョン径(パク・ヒョンギョン)、李叡源(イ・イェウォン)、金秀芝(キム・スジ)、朴知映(パク・ジヨン)の4選手が記者会見した。
韓国ツアー8勝の朴ヒョン径は、5月の今季メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップ(8位)以来、2回目の日本ツアー参戦。キュートとビューティフルを合わせた造語「キューティフル」の愛称で大人気の25歳は「サロンパスカップを経て、自信をより強く持って韓国に戻った翌々週の試合で優勝できた。今回はトップ10を記録できたらと思う。大きな自信も持って韓国に戻っていきたい」と声を弾ませた。
「パーフェクトバニー」の愛称で人気の李は、韓国ツアー9勝の22歳。昨年のサロンパスカップで3位に入った実力派で「昨年初めて日本に参戦して、得たものがあった。その後は韓国での成績も良く、成長をもたらした。1日1日を毎日学びながら、成績も頑張って最善を尽くしたい」と意気込んだ。
韓国ツアー10勝で、日本ツアー初出場となる29歳の朴知映は「昨年、韓国の大会で原英莉花選手とプレーし、日本の選手らしい姿勢を学んだ。たくさんの選手から学んで最善を尽くしたい」。同6勝の金は「2年前のサロンパスカップで上田桃子選手とプレーし、かなり勉強した。毎日学びながらプレーし、最善を尽くしたい」と語った。
4人から優勝者が出た場合、日本ツアーの今季残り試合と来季の出場権が与えられる。
李は「優勝したらJLPGAツアーに参戦したい」、金は「関係者と相談するが、日本ツアーは夢なので参戦します」、朴知映は「優勝したら必ず参戦したい。特に日本の食べ物が想像以上に合う」とニッコリ。朴ヒョン径は「確約はできないけど、優勝したら、現時点では80%は日本に気持ちは向いている」と、4人全員が日本ツアー参戦へ前向きな姿勢を示した。