
プロアマ戦で笑顔を見せる佐久間朱莉(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 プロアマ戦(10日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)
今季メルセデスランキング1位の佐久間朱莉(大東建託)が10日、プロアマ戦後に記者会見し「メジャー大会は複数年シードがかかってるので取りたい気持ちは強い。メジャーを取ったら年間女王に近づいてくれると思う」と、国内メジャー初制覇へ意気込みを語った。
今季は4月のKKT杯バンテリンレディスで初勝利を挙げ、ここまで3勝をマーク。だが「3勝目を挙げてからそこまでいい結果を出せず、ちょっと苦しんではいるけど、ショットの感覚をつかめそうな内容を先週はできた。今週に生かしたい」。アイアンのシャフトを変更し、「スイングのリズムは良くなってきた」と好感触を得ている。
大洗GCは初めてプレーし「アウトは特にトリッキーはホールが多く、全体的に距離が長い」と警戒。フェアウェーに木がせり出したり、海沿いのコースで風も強く「メジャー大会にふさわしいコースコンディション。選手の雰囲気も引き締まってる」と独特の空気を感じ取っていた。
ともに国内ツアーを盛り上げてきた同ランク3位の小祝さくら(ニトリ)が、左手首の手術を受けるため今季の残り試合を欠場することが8日に発表された。佐久間朱莉(大東建託)は「一番はさみしい思いがある。さくらさんがいないツアーはちょっとさみしい」と吐露。7月の大東建託・いい部屋ネットレディスでは同組で回り「そんなに痛そうじゃなかった。そこまで痛みを顔に出さないのはすごいなと思った。やっぱりケガには気をつけたいと思う」と語った。