
4番ティーショットを放つ佐藤心結(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 最終日(14日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)
首位で出た佐藤心結(みゆ、ニトリ)は3バーディー、7ボギーの76と崩し、通算6アンダーの6位に終わった。
2日目から首位を走り、最終組で出た最終日に失速した。出だしの1番、3番、6番で立て続けに第1打を左ラフに曲げてスコアを落とし、バックナインでも3ボギーと優勝争いから後退した。
メジャー初優勝を逃した佐藤は「ティーショットからうまくいかなかった。自分の手応え的にいいかなと思ったショットが、全部左のミスだった。感覚のズレをもう少し早く修正できれば、もうちょっといいところからセカンドを狙えた。ラフからの対応もうまくできなかった」と反省。最終日最終組の重圧もあり「緊張もあって、下半身が動かなかった。自分の持ち味のスピンの効いたアイアンショットを打てなかった。最後の最後で大洗にやられてしまった。悔しい」と唇をかんだ。
3週後にはメジャー第3戦、日本女子オープン(兵庫・チェリーヒルズGC)が控える。「まだメジャー大会も残ってる。もっといいプレーができるように、明日から切り替えて準備したい」と前を向いた。