
5番でティーショットを放つ小林大河(カメラ・堺 恒志)
◆米男子プロゴルフツアー ベイカレント・クラシック・レクサス 第1日(9日、神奈川・横浜CC=7315ヤード、パー71)
第1ラウンドが行われ、米ツアーデビュー戦となったアマチュアの小林大河(日大4年)が4バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの1オーバー72で回り、34位で初日を終えた。
最終18番では残り185ヤードの第2打を5番アイアンで2メートル半につけてバーディーで締め、大歓声を浴びた。「こんなに大勢のギャラリーの皆さんの前でプレーする機会はない。一番緊張もしたし、一番楽しかった」。ゴルファーとしての幸せをかみしめながら18ホールを回った。
9月22日に同コースで行われた松山英樹が発起人のアマチュア大会で1位になり、本戦の出場資格を得た。松山が優勝した前身のZOZOチャンピオンシップ2021年大会では、ボランティアとして最終日に松山の組について回った。今回はプレーヤーとして、大会を迎えた。「ダブルボギーが2つあって、もったいない部分もあった。もう少しいけたかなという思いもあるが、しぶとくパーパットをセーブできたことはよかった」と振り返った。
腰痛を抱えている22歳は、前日8日に病院で注射を打って初日に臨んでいた。「明日も自分のゴルフだけに集中して頑張りたい。明日も多くのギャラリーの皆さんが来ると思うので、いいプレーができるように体のケアをし、てしっかり準備をしたい」。世界のトッププレーヤーに食らいついていく。