◆米女子プロゴルフツアー ビュイックLPGA 最終日(12日、中国・旗忠花園GC=6703ヤード、パー72)
単独首位で出たツアー本格参戦3年目の勝みなみ(明治安田)は通算24アンダーで並んだ世界ランク1位ジーノ・ティティクル(タイ)とのプレーオフ5ホール目で敗れ、2位だった。
3位だった前週のロッテ選手権に続く最終日最終組で65と伸ばしたが、ジーノ・ティティクルが63をマーク。1打リードし迎えた17番パー5で勝がチップインバーディーを決めた直後にジーノ・ティティクルがイーグルを奪い追いつかれた。
ともにパーを重ねて迎えたプレーオフ5ホール目で、勝はグリーンを外してパー。ジーノ・ティティクルがバーディーとし、決着となった。ホールアウト後、死闘を見守った山下美夢有、竹田麗央、馬場咲希らと抱き合い「残ってくれてありがとう」と感謝の言葉を口にした。
中継局WOWOWのインタビューに応じ「けっこういいゴルフをしていたと思うけど、今日ジーノがすごくいいゴルフをしていた。最後の方もショットとパットでチャンスはたくさんあったが、入れられなかったのが自分の負けた原因。来週はまたチャンスがあれば優勝争いできるように、優勝できるように頑張りたい」と語った。
「アメリカに来て初めてプレーオフをして、まだまだ自分の弱さを痛感した。まだまだ伸びしろがあると感じた。これからももっと強くなれるように頑張りたい」と明るく前を向いた。