
11度目の日本オープンを迎える金谷拓実(カメラ・高木 恵)
◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 練習日(15日、栃木・日光CC=7238ヤード、パー70)
前週の米ツアー、ベイカレント・クラシック・レクサスで日本勢最高の4位に入った金谷拓実(SOMPOひまわり生命)は、練習ラウンド後に取材に応じ「先週の最終日はいいゴルフができたと思うし、今週は今週で大事な試合なので、また自分らしいプレーをできるようにしっかり準備をして臨みたい」と意気込みを語った。
13日に9ホール、14日はプロアマ戦で18ホール、開幕前日のこの日も9ホールを回って調整した。「日本オープンらしいセッティングだと思うし、ティーショットが重要になる」とコースの印象に触れた。
大会は2015年から11年連続出場となる。主戦場の米ツアーで来季シード争いの渦中におり、次週から再び秋季シリーズに参戦する。試合がない今週、国内メジャーの出場を選んだ。「日本オープンは自分にとって特別な試合。優勝したいという気持ちはすごくある」と気迫をみなぎらせた。
今年の優勝者は来年の海外メジャー、マスターズと全英オープンの出場資格を得られる。「マスターズもそうだし、全英もというのは大きい。日本一を決めるトーナメントだし、そこでしっかり優勝したい」。過去10度の出場で1桁順位が5度。アマチュアだった17年の2位が最高の大会で、日本一の称号を手にする。