
プロアマ戦でアマチュアのプレーに爆笑する渋野日向子(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス プロアマ戦(30日、埼玉・武蔵丘GC=6690ヤード、パー72)
2021年大会覇者で国内ツアー4週連続出場の最終戦に臨む渋野日向子(サントリー)は30日、プロアマ戦で最終調整した。
3週前から国内ツアーに参戦。予選落ち、40位、47位と上位に食い込めない状況が続いている。「ここまで3試合は一度、首位発進はあったけど、なかなかうまくいかない日が多かったので悔しい思いばっかりだけど、この試合も優勝した試合でもあるし、少しでもいいイメージを持ちながらできたらいいなと思う」と見据えた。
今週はアパレル契約を結ぶアディダスの新ウェアを着用。珍しくスカートをはく日もあるという。「らしくないでしょ~。土日は暖かいのでスカートにしようかな。久しぶりにはくので、遠目から見ると(以前に着用した)ビームスに戻ったかなと思いません? 若々しく戻っちゃったな~と。フリフリのらしくない感じ、学生みたいな。気分も上がるし、楽しんで着たい」と笑顔を見せた。
さらに、自身初となるサンバイザーをかぶってプレーする。この日は緑色のサンバイザーを身につけ「ジュニアの頃を含めて初めて。頭皮が焼けちゃった。髪の毛がみんな(乱れずに)キレイで、ヘアスプレーを買いました。新鮮な渋野をお見せできてると思う」とアピールした。
米ツアーを主戦場とする渋野は今季、メジャーの全米女子オープンでは7位に入ったが、出場22試合で予選通過は10回。CMEポイントランキングは104位に沈み、来季の出場権を確保できる100位以内へ正念場を迎えている。
国内ツアーに4週連続出場後、11月13日開幕の米ツアー、アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン(フロリダ州)に出場予定。渋野は「スタンレー(レディスホンダ)でスタートダッシュを失敗して、富士通(レディース)で1日目に何かやっちゃって、そこからは平凡にポンポンって感じ。この3試合で発見したものがあるので、それをこの1週間出し切れるかどうかの集大成になる。だからといってプレッシャーをかけすぎず、一番は楽しんでやりたい」と意気込んだ。

