渋野日向子「おばあちゃんにお尻をたたかれた」「空回りしないように」 国内4連戦のラスト戦…一問一答


珍しいバイザー姿でプロアマ戦をプレーした渋野日向子(カメラ・今西 淳)

珍しいバイザー姿でプロアマ戦をプレーした渋野日向子(カメラ・今西 淳)

 ◆国内女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス プロアマ戦(30日、埼玉・武蔵丘GC=6690ヤード、パー72)

 2021年大会覇者で国内ツアー4週連続出場の最終戦に臨む渋野日向子(サントリー)は30日、プロアマ戦で最終調整し、報道陣の取材に応じた。

 一問一答は以下の通り。

 ◆渋野に聞く

 ―プロアマ戦で最終9番のアプローチを数10センチに寄せた。

 「あれが入っとったら、全部運を持っていかれるような感じだったので。いいショットだった」

 ―先週から調整は。

 「今日はすごくいいなと思うショットやパッティングが多かったので、これが試合でできればなと思いながら回ってた」

 ―先週より状態は上がっているか。

 「そう思いたいけど、毎週そう思いながら試合に臨んで全然ダメという感じで、空回りはしないように気をつけたい」

 ―前週のマスターズGCレディス後は。

 「一度、(岡山の)実家に帰った。ワンコと走り回って、おばあちゃんにお尻をたたかれて、『頑張れよ』とパワーをもらってきた」

 ―国内4週連続出場のラスト戦になる。

 「ここまで3試合は(富士通レディースで)一度、首位発進はあったけど、なかなかうまくいかない日が多かったので悔しい思いばっかりだけど、この試合も優勝した試合でもあるし、少しでもいいイメージを持ちながらできたらいいなと思う」

 ―コースの状態は。

 「日に日にグリーンは速くなってきていると思った。ショットも風が吹くとフォローに乗っちゃうと止まらない。グリーンもアンジュレーションが多いので、難しいショットも多いなとは思います」

 ―攻略のカギは。

 「しっかりフェアウェーには置いておきたい。グリーンもショートサイドに外すとかなり難しいなと思うホールも多い。グリーンも速いので、今週こそしっかり広い方(に打とう)と思ってやっていくのがいいのかな」

 ―5年前の優勝は…

 「4年前だよ~。5年前はホールインワンして予選落ちしたから(笑い)」

 ―4年前に優勝した。

 「4年って感じると、そんなに前か…って思う。最後に勝った試合だから、あっという間に月日は流れていくんだなと思う」

 ―コースの見え方の変化は。

 「その時も前の年は予選落ちしてるから、いいイメージを持ってプレーはしてないはずだったから、地に足をつけてやってたと思う。今も優勝のいいイメージを持ちながらだけど、この4年でいろいろ経験した部分があるので、また違う思考になると思う。なるべく目の前のことに集中してできたら」

 ―今週はアディダスの新ウェアを着用。スカートを履く日もあると聞いた。

 「らしくないでしょ~。今日はズボンをはいたけど、(スカートをはいて練習ラウンドした)昨日は自分でも写真を見ても分からんもん。スカートをはく日もある。明日は天気がどうなるか分からないけど、土日は暖かいのでスカートにしようかなと思う」

 ―自身のスカート姿は。

 「私も久しぶりにはくので、遠目から見ると(以前に着用した)ビームスに戻ったかと思いません? 若々しく戻っちゃったな~と。フリフリのらしくない感じ、ちょっと学生みたいな。私みたいな感じの人が着れるのは、みんな着られるウェアなので、売れるように、テレビに映るように頑張る。気分もちょっと上がるという、単純なタイプなので、楽しんで着たい」

 ―今日はサンバイザーも着用してプレーした。

 「ジュニアの時も入れて初めて。髪の毛がみんな(乱れずに)キレイで、ヘアスプレーで固めていると聞いて、ヘアスプレーを買いました。ずっと帽子でやってきたので、新鮮な渋野を皆さんにお見せできていると思う。頭皮が焼けてきたな、風が吹くとスースーするなという感じです」

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