バーディー締めに笑顔の吉田泰基（カメラ・高木恵）
◆国内男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 第１日（３０日、千葉・成田ヒルズＣＣ＝７１３７ヤード、パー７１）
選手会主催の新規大会の第１ラウンドが行われ、ツアー未勝利の吉田泰基（東広野ＧＣ）が６バーディー、１ボギーの６６をマークし首位発進を決めた。「パットが良かった。長い距離も入ったし、ショートパットもほとんど外さなかった」。最終１８番でピン手前の６メートルをねじ込み５アンダーに伸ばした。
今季１９試合を終えて予選落ちは２度だけと、安定感を誇る。要因に「お金を稼ごう！ っていうモチベーション」を挙げた。３月に元ゴルフ選手の宮崎樹里さんと結婚。１２月に挙式を予定している。「結婚式までに１勝っていうのを目標にしている。早めに優勝したい」と意気込んだ。
１か月前のバンテリン東海クラシック前に、自分への発奮の意味を込め、名古屋市内でロレックスの腕時計を購入した。同大会は首位で決勝ラウンドを迎えながら、１１位に終わった。「毎度毎度、最終日に落とすことが多い。あまり気を張らずに適当に、パターだけ真剣にやるというくらいの感じがいいのかな」。初優勝へ自分のプレーを貫く。