
プロアマ戦で笑顔を見せる西村優菜(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス プロアマ戦(30日、埼玉・武蔵丘GC=6690ヤード、パー72)
国内ツアー3週連続出場のラスト戦に臨む西村優菜(スターツ)は30日、プロアマ戦で最終調整した。
前週の延田グループ・マスターズGCレディースは初日に首位発進したが、以2日目以降は失速して36位に終わった。「すごく悔しかった。でも、1日目のゴルフができる状態にはなってきている。パッティングさえ自信を持って打てれば、いい結果につながってくるという期待値が上がった4日間だった」と手応えをにじませた。
プロ1年目の2020年大会で初優勝を飾った思い入れのあるコース。「初優勝というのもあるし、優勝した時の記憶はすごく鮮明に覚えている。コースは嫌いではないので、いい雰囲気で回れたら」と笑顔を見せた。
主戦場とする米ツアーでは今季、来季シード(80位以内)、準シード(81~100位)獲得圏外の年間ランク127位と低迷している。国内ツアーに3週連続で参戦後、11月13日開幕の米ツアー、アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン(フロリダ州)に出場できる見込み。その後は、12月4~8日の米ツアー最終予選会(アラバマ州)に挑戦する予定だ。
前週はキャディーを務めた中島敏雅コーチとともに修正点を見直した。西村は「まだできてないところ、できるようになったところがある。あとは自信を持ってどれだけやれるか。あと1試合でしっかりつかめるようにしたい」と復活の糸口をつかむ。


