
6番で笑顔を見せる川崎春花(カメラ・宮崎 亮太)
◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス 第2日(15日、千葉・グレートアイランドC=6769ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、川崎春花(村田製作所)が6バーディー、3ボギーの69で回り通算8アンダー10位で最終日を迎える。「悪いショットが出たらボギーになってしまったりするけど、いいショットが少しずつ打ててきているかなと思う」と振り返った。
3連続バーディーでスタートした。5番でボギーをたたき流れが断たれたように見えたが、6番で6メートルを沈めてバウンスバック。7番は3パットで再びスコアを落としたが、8番で第2打を1メートル半につけて取り返すなど、出入りの激しい一日だった。
先週1週間をショットの練習に費やした。「その成果もちょっとは出ている」と手応えも感じている。髪の毛も切った。「高校3年生以来」というボブスタイルで、3試合ぶりの予選突破を果たした。
メルセデスランキングは現在78位で、50位までの来季シード権獲得へ厳しい戦いが続いている。「そこを意識しても良くならないし、意識しないようにしている。スイングで意識したいことをずっとやり続けることに集中するように心がけている」と口にした。最終日へ「そんなにすぐに良くはならないけど、自信を持ってプレーしていきたい」。自分に言い聞かせるように、強く思いを込めた。

