
石川遼(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 第3日(15日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
61位で出た昨年大会覇者の石川遼(カシオ)は4バーディー、2ボギーの68で回り、通算1オーバーの46位に浮上した。
出だし10番で1・5メートルに寄せてバーディー発進した。だが、直後の2番で第2打をバンカーに入れてボギー。8番パー3は第1打をグリーン左に外し、アプローチを寄せ切れずにスコアを落とした。後半の2番、3番と2連続で伸ばし、最終18番パー5はバーディーで締めた。
石川は「なかなかうまくいかなかったところもあるけど、その中でアンダーパーでプレーできたのは良かった。けっこうパーオンはできてたと思うけど、なかなか近いチャンスは作れなかった。難しいピンポジションや難しいホールもあるので、その中では良いラウンドだった」と振り返った。
大会2連覇と単独最多を更新する5勝目を狙う今大会は初日から71、72と2日連続でオーバーパーとし、カットライン上の3オーバーでギリギリ予選通過。この日はアンダーパーで回り、46位で最終日を迎える。
首位とは16打差。上位フィニシュにはビッグスコアが必要になるが「本当に出たらいいなと思うけど、本当に出てもいいような、そういう良いゴルフをしたい」と見据えた。

