宮坂月子が地の利を生かし4位発進「楽しくていいスコアが出てた」 ゴルフ女子とおやつ交換も


10番、ティーショットを放つ宮坂月子(カメラ・谷口 健二)

10番、ティーショットを放つ宮坂月子(カメラ・谷口 健二)

◆第2回報知女子アマチュア ゴルフ選手権 第1日(18日午前7時30分スタート、兵庫・新宝塚CC、参加87人、晴れ時々雨、微風)【主催】報知新聞社 【後援】公益財団法人日本ゴルフ協会、一般社団法人関西ゴルフ連盟、兵庫県ゴルフ連盟 【特別協賛】(株)美登 【協賛】(株)ダンロップスポーツマーケティング、朝日ゴルフ(株)、エムエーキャスト(株)、(株)イオンスポーツ 【協力】休暇村竹野海岸、新宝塚カントリークラブ

 コースメンバーとして出場した宮坂月子(新宝塚CC)が2バーディー、5ボギーの3オーバー、75で回って4位で初日を終えた。首位の福村香名(三木GC)は6バーディー、2ボギーで4アンダーの68、最年少18歳の佐藤小洛(スカイベイGC)は5バーディー、2ボギーの3アンダーの69で2位につけた。

 宮坂が地の利を生かし、好発進を切った。グリーンのスピードに苦戦する選手がいる中、前半の難関ショート11番、16番はパーでクリア。後半の1番パー5と2番で連続バーディーを奪い、「2番は15メートルがぽこんと入って、うれしかった。思っていたよりスコアがよかった」と喜んだ。

 全国から集まる「ゴルフ女子」との交流も楽しんだ。静岡や群馬から参加した選手と同組となり、「朝からおやつをもらったり、一緒に回った人たちがフレンドリーで」と笑顔。「旅行気分で来れるって喜んでいた。普段のラウンドと変わらないくらい楽しくて、いいスコアが出てた」と感謝した。

 開催コースの代表4選手中、最高となる4位でトップと7打差。風読みが要求される難易度が高い14番、谷越えの18番を警戒し、「どこを狙って�\x81\x84くか、風で変わる。一生懸命楽しんでやりたい」と地元のプライドをかけ、逆転優勝を狙う。(森脇 瑠香)

 〇…約2300キロ離れた北海道と沖縄が、同組で親交を深めた。途中、大雨が降るなど一層冷え込み、琉球GCの奥松ひろ子は「去年来た時に買った年に一回しか着ない冬用の服を着たけど、寒かった」と苦笑い。だが、北海道CC大沼Cの浜中真紀は「動いたら暑くて脱いで一人薄着で、変な2人でした」と大笑いした。95で回った浜中は「勉強になることばかりだった」と話し、91の奥松は「明日は寒さに負けないように楽しみたい」と笑みを浮かべた。

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