
マレット型のパターを試す松山英樹(カメラ・岩田 大補)
◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス プロアマ戦(19日、宮崎・フェニックスCC=7117ヤード、パー70)
今季初の日本ツアーを迎える2014年大会覇者の松山英樹(LEXUS)が開幕前日の19日、プロアマ戦で18ホールを回り調整した。前日18日とこの日のスタート前に練習グリーンで手にしていたスコッティキャメロンのマレット型のパター、ファントムプロトタイプのストレートシャフトを前半の1、2番で試す姿もあった。3番からはピン型に戻した。
コースの総距離は75ヤード伸びて7117ヤードになり、パー71からパー70に変更になった。567ヤードのパー5から512ヤードのパー4に変更になった4番が今大会の最難関ホールになることは間違いない。この日のドライバーでのティーショットは会心の当たりとはいかずもフェアウェーへ。第2打はグリーンに届かず花道までで、3オン2パットだった。
今大会は3年連続11度目の参戦で、過去にトップ10を外したのは2回だけ。前回は4打差の2位だった。18日の記者会見では「調子が良かったらどうこう言えるけど、そうでもないので。必死にプレーしている姿を見てほしい」と話していた。懸命の調整を直前まで続け、ホストプロとして大会を盛り上げる。
予選ラウンドは谷原秀人(国際スポーツ振興協会)、小平智(Admiral)と同組に入り、20日の第1ラウンドは午前9時8分に10番から、21日の第2ラウンドは同10時20分に1番からスタートする。

