
8番、ティーショットを放つ下家秀琉(カメラ・山崎 賢人)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(4日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
初出場の下家秀琉(しもけすぐる、エレコム)は5バーディー、3ボギーの2アンダー68をマークし上々のデビューを果たした。最終18番パー5は4アイアンでのティーショットがピン奥10メートルに着弾。傾斜を転がりカップ右をかすめるホールインワン寸前の一打でギャラリーを沸かせた。
好発進の安堵(あんど)を、最後に手前1メートル半のバーディーパットを決めきれなかった悔しさが勝った。「気持ちは最悪です…。フックで読んだけど曲がらなかった。まだまだだなと思う。最後(バーディーパットが)入ったら『良かったです』って言えるけど入っていないので」と肩を落とした。
2番でピン奥7メートル、3番でピン手前7メートルをねじ込み連続バーディーを奪うも、難関の4番でボギー。「しのがないといけないところでしのげなかった。グリーン上はタッチが合っていないのがたまたま入って、いいパットは逆に外れているので修正したい。ショットは変わらずいいので、そのまま明日からもやれたらいいなと思う」と気持ちを切り替えた。

