
小学生たちが歓声を上げた小木曽喬のドライバーショット(カメラ・今西 淳)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(4日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
第1ラウンドが行われ、コース近隣の平尾小、稲城第二小の児童計129人が、課外授業として来場した。1番では、65で1打差2位発進した小木曽喬(フロンティアの介護)のドライバーショットに「ワ~」と歓声を上げながら、拍手を送った。森重岳大(たかひろ)さん(稲城二小6年)は「今日、初めてゴルフを観戦しました。(プロの)想像もしない打球の高さにびっくりでした。友達とも『スゲ~!』と言っていました」と興奮気味に語った。
1番から3番までは第5組について観戦し、ツアー通算7勝の岩田寛(フリー)は事前に「すごい人って聞いていました」とオーラに圧倒された。それでも普段は寡黙な岩田から優しくほほ笑んでもらい「にっこりしてくれました。うれしかったです」と感激した様子。「プロの方はすごく集中していた。僕も勉強を頑張らないといけない時に集中してやろうと思いました」とプロの姿勢から学びも多かった。
最後には、グリーンの傾斜が特徴的な18番のグリーンに集まって記念に写真撮影。森重さんは「またゴルフを見に来たいなと思いました」と笑顔を見せていた。

