【JTカップ】中島啓太 18番で痛恨トリプルボギー「ベタピンにつけてやろうと」「これで厳しくなった」


18番でトリプルボギーをたたき天を仰ぐ中島啓太(カメラ・山崎 賢人)

18番でトリプルボギーをたたき天を仰ぐ中島啓太(カメラ・山崎 賢人)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第2日(5日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 23位から浮上を狙った2023年賞金王の中島啓太(フリー)は2バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの73とスコアを落とし、通算5オーバーでホールアウトした。

 18番パー3で痛恨のトリプルボギーを喫し、天を仰いだ。「トップも伸びていなかったので、17番でバーディーを取って、これからだという時だった。ちょっとこれで厳しくなってしまった」と口にした。

 この日、ピンは右から6ヤードに切られ、実測値は232ヤードだった。「クラブが(4番アイアンで)ピッタリだったので、ベタピンにつけてやろうというぐらいの気持ちで打ったが、ミスが大きかった」。第1打をグリーン右バンカーに入れ、第2打はピン右3~4メートルで一度は止まったが、下り傾斜を加速しグリーン右にこぼれた。第3打も再びカラーまで戻り、パターでの第4打は1メートル半ショート。4オン2パットのトリプルボギーとなった。「ティーショット、バンカー、アプローチ、パターと4回ミスをしたのでトリプルになりますよね…」と肩を落とした。

 第2ラウンドは午前9時20分に第3組で金子駆大、米沢蓮とティーオフした。「ギャラリーの方が、こんな早いスタートでもついてきてくれている。あと2日、楽しんでもらえるなゴルフができればなと思う」。2023は2位、昨年は4位の大会で週末に巻き返す。

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