菅楓華は16番で悪夢…2打リードからトリプルボギー 年少3位の2億円突破も「優勝しか見ていなかった」


通算7アンダーでホールアウトし優勝を逃した菅楓華(カメラ・今西 淳)

通算7アンダーでホールアウトし優勝を逃した菅楓華(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース 最終日(5日、静岡・葛城GC山名C=6510ヤード、パー72)

 4位から出た菅楓華(ニトリ)が一時後続に2打差をつけてトップを走ったが、16番でのトリプルボギーが響き、1打及ばず4位に終わった。「優勝しか見ていなかった。でもまたチャンスがあると思って、いい経験になったと思って頑張りたい」と気丈に話した。

 後続に2打差をつけて首位で迎えた16番。まさかの事態に見舞われた。ティーショットを左に大きく曲げた。心構えとしては「ボギーでいいという感じでいった」。斜面下からの第2打は9番アイアンを握った。無情にも、土手に当たり戻ってきた。

 「100ヤードないぐらいに打とうかなと。打った感じは全然悪くなかったけど、球が沈み気味だった。ピッチングウェッジでも良かったのかな。しょうがないかな」。3打目でフェアウェーに出し、4打目はグリーン左のバンカーへ。5オン2パットで痛恨のトリプルボギーとなった。

 宮崎・日章学園高の同級生の荒木優奈(Sky)、仲村果乃(Plenus)を追いスタート。2番で5メートル強、3番で13メートル近いロングパットを沈める連続バーディーで首位を捉えた。6番ではグリーン奥からの第3打をカップに放り込み、単独首位で後半に入った。

 13番でイーグル寸前のスーパーショットを放ち9アンダーにすると、14番では7メートル近いフックラインを読み切り10アンダーに乗せた。16番でトリプルボギーを喫し、脱落した。「前半からいければチャンスはあるかなと。その計画通りに行って2桁アンダーにできた。16番で前が詰まっていて、そこで変な感じというか。元々難しいホールだし、力が入ってしまった」と振り返った。

 この日、リーダーボードを見ずにプレーを続けた。初めて見たのは17番のティーグラウンド。16番でトリプルボギーをたたき7アンダーにした後だった。「10アンダーがいなくて、あ、差があったんだって」。そこで気がついた。

 優勝には届かなかったが、宮里藍、西郷に次ぐ年少3位の20歳323日で、生涯獲得賞金2億円を突破。開幕から継続中の連続トップ10は5試合になり、2022年に7試合続けた西郷真央以来4年ぶりの記録になった。(高木 恵)

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