20歳・菅楓華、メジャー初Vへ宮里藍さんの金言あり「自分の悪い癖を知り、理解することが大事」…7日からワールドレディスサロンパスカップ


サロンパスのオブジェの前でポーズをとる菅楓華(カメラ・中島 傑)

サロンパスのオブジェの前でポーズをとる菅楓華(カメラ・中島 傑)

 国内女子プロゴルフツアーの今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップ(報知新聞社後援)は7日から4日間、茨城GC西C(6718ヤード、パー72)で行われる。特別協賛の久光製薬の契約プロでツアー2勝の菅楓華(20)=ニトリ=は6日、プロアマ戦で最終調整。元世界ランク1位の宮里藍さん(40)の金言を胸に、20歳最後のメジャーで初優勝を目指す。同12勝の小祝さくら(28)=ニトリ=は宮里さんとの初ラウンドを刺激に悲願のメジャーVを狙う。

 菅が苦手なメジャーで主役になる。昨季はトップ10が16度、今季は全体1位の6度を誇るが、メジャーは過去7戦に出場して予選落ち4回、最高は15位と苦戦が続く。「今年は年間3勝が目標。メジャーでいい結果を残せていないので、しっかり結果を残したい」。17日に誕生日を控え、20歳最後の大舞台で結果を残してみせる。

 3年ぶりの西コース開催。前回23年は難しいセッティングと荒天が重なり、優勝した吉田優利のスコアは1オーバーだった。当時、テレビで見ていた菅は「本当に難しそうだった。アプローチとパットがうまくいけば上位にいける」と自信。年間ポイントランクは1位の佐久間朱莉と約124ポイント差で、今大会の優勝でトップに浮上する。

 15番パー3は23年の160ヤードからツアー史上最短の98ヤードに変更された。グリーンは手前の池へ緩やかな傾斜となっており、スピンコントロール技術が求められる。48度か54度ウェッジで攻める菅は「距離が短いからバーデ�\xA3ーを取りたい気持ちになるけど、欲を出しすぎないようにマネジメントしたい」とうなずいた。

 レジェンドから金言も授かった。5日の前夜祭で宮里藍さんと2人でトークショーに出席。「調子が悪い時の切り替え方は?」と問いかけると、「自分の悪い癖を知り、理解することが大事」と説かれた。米ツアー参戦後、ドライバーショットの不調に苦しみながら世界ランク1位となった大先輩の思考に胸を打たれた。「藍さんの言葉は価値がある。今週は特に難しいので、大事にしたい」と“宮里魂”を心に刻んだ。

 今大会最終日の10日は母の日。母・ともみさん(55)は幼少期から遠征の送迎など支えてくれた。「面白い母。調子が悪い時は笑わせてくれて、いい気持ちの切り替えになる」と感謝。今季獲得賞金は1位(8366万円)の孝行娘は「いい結果を届けたい」と、メジャー初Vを最愛の人にも届ける。(星野 浩司)

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