
18番、拍手をする鈴木愛(カメラ・中島 傑)
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(6日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)
日本女子プロ選手権(2014、16年)、JLPGAツアー選手権リコー杯(25年)を制している鈴木愛(セールスフォース)が、史上11人目のメジャー3冠に挑む。「難しい。西も東もどっちもあんまり得意じゃない」と首をかしげた2017、19年の賞金女王だったが、今年と同じ西コースで開催された18年は2位、23年は10位。しっかりと結果を残している。
特に申ジエに1打差の2位に終わった18年大会は「めちゃくちゃ覚えている。あれは勝ちたかった」。4打差2位から出ると6番からロングパットで3連続バーディーを決め、7打差を追いつき16番で単独首位に。だが17番パー5で会心のイーグルを決めた申ジエに逆転を許した。あの日の悔しさは今も胸にある。
「16年に(日本女子プロ選手権を)勝って、2年後にここでチャンスが来て勝てなかった。そこからメジャーを勝つのに去年までかかってしまった。あそこで勝てていたら、もうちょっと他にも取れたメジャーがあったかもしれない。気持ち的には沈んだ。自分のなかでどれが一番悔しかったって言ったら、ここかもしれない。悔いはないけど、勝ちたかった」
前週のNTTドコモビジネスレディスで今季2度目の予選落ちを喫した。「ショットが全体的に悪かった。ショットは良くはなってきて、今日のフィーリングはめちゃくちゃ良かった。これが続いてくれたら、かなりいいところにはいけると思うけど、そんなにうまくいかないよなっていう」と笑顔で言った。
最近1か月ほど、太もも裏の強い張りに見舞われることが増えた。「私めちゃくちゃ注射が嫌いだけど、そうしてもマッサージだけじゃ取り切れないところがあって、どうしてもハリをしなきゃいけなくなって」。苦手なハリ治療も受け入れるようにしている。前週も違和感はあった。予選落ちし、日曜日の予定が空いたため、ハリを打った。「めっちゃくっちゃ痛かった。毎回毎回、張り具合で違う所に刺されるんだけど、今回はお肉のない所、膝下とか。超痛かった」。そのかいあって、足の状態は良好だ。
4試合あるメジャーのうち、まだ制していないのはワールドレディスサロンパスカップと日本女子オープンの2大会。今回、昨年のJLPGAツアー選手権リコー杯からのメジャー連勝と、3冠がかかる。「取れるのであればやっぱりグランドスラムを取りたいとは思う。もう1個取れたら考えたい」。前人未到の公式戦4冠達成に王手をかける。(高木 恵)

