
10番、笑顔の藤田さいき(カメラ・中島 傑)
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(6日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)
昨年大会では体調不良ながら、韓国の申ジエ(スリーボンド)にプレーオフで敗れて2位惜敗だった藤田さいき(JBS)はプロアマ戦終了後、取材に応じ「今年は元気です! 去年はこの段階(大会前日)で体調が悪かったですけど」と笑顔で話した。
昨年のワールドレディスサロンパスカップは大会の歴史に残る激闘だった。藤田は、大会前から体調不良に悩まされていたが、気迫あふれる好プレーを連発。しかし、最終日は気温25・2度の夏日となり、暑さによって、さらに体力を削られ、16番ではコース上で座り込んでしまった。「やめるわけにもいかない」と氷袋を首に当てながらプレーを続けた。申と通算7アンダーで並び、プレーオフに突入。1ホール目で敗れた後は、自力で立てず、救急搬送された。「去年のことはよく覚えていないんですよ。最終日は15番くらいから、夢の中でプレーしている感じでした」と藤田は振り返る。
申とのプレーオフについては「申ジエとは元気な時に戦いたかった」と藤田は実感を込めて話す。今年、予選ラウンド(7、8日)では、その願いが実現する。ツアー史上7人目の永久シード(通算30勝以上)に王手をかけている申と同組で回る。「申ジエは東コースでも西コースでも、どちらを回ってもうまい。西コースの攻め方を勉強したい」と意欲的に話した。
「やっぱり体が大事です」と藤田は実感を込めて話す。勝てば、22年の大王製紙エリエールレディス以来、4年ぶりのツアー通算7勝目、さらには2011年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯以来、15年ぶりのメジャー制覇となる。40歳のベテランは今大会の主役候補のひとりだ。

