
名物になった15番ホール(カメラ・古川 剛伊)
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(8日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)
今大会の大きな見所は15番パー3。第2日は、やや易しいピン位置となり、平均スコアはパーを下回る2・9244(難度は18ホール中16番目)となった。
今年は2023年以来、3年ぶりの西コース開催。160ヤードだった15番パー3は62ヤードも短くなり、ツアー史上最短の98ヤードに設定された。ティーエリアと2段グリーンの間には大きな池が広がる。グリーン前は傾斜になっており、芝は短く刈り込まれている。アマチュアのように直接の池ポチャは、プロではあり得ないが、ピン位置が2段グリーン下の手前に設定された場合、バックスピンで池に落ちる危険が大。第1日のピンポジションは手前から6ヤードの難しい位置(実測値は91ヤード)に設定され、池ポチャが連発。7人が池にボールを落とした。実測91ヤードながら、平均スコアはパーを超える3・1833(難度は18ホール中13番目)となった。
第2日のピンポジションは手前から18ヤード、奥から10ヤード(実測102ヤード)。2段グリーンの上に設定されたため、第1日より易しいホールとなった。
バーディー21人、パー86人、ボギー12人。ダブルボギー以上はなしで、平均スコアは2・9244となった。手前の池に落とす選手はいなかった。
ただ、15番の2段グリーンが難しいことに変わりはなく、3パットのボギーは4人。首位の大久保柚季(加賀電子)も3パットでボギーをたたいた。
決勝ラウンドでは、第1日のようにピンが手前の難しい位置に設定されることは確実。再び、池ポチャのリスクが増す。
赤杭(くい)の場合、ボールが落ちた地点からピンに近づかない地点で2クラブ長以内から第3打を打てるが、今大会の15番の池は黄色杭のため、打ち直しの第3打は、ティーエリアが最善策となる。池に落とした場合、ボギーでしのぐことは難しく、ダブルボギー以上を覚悟しなければならない。
日本女子プロゴルフ協会の茂木宏美コースセッティング担当は「ウェッジの短いクラブで、スピンコントロールの技術が求められます」と解説する。距離は短いため、スピンコントロールに成功すればバーディーチャンスになる。失敗すれば池ポチャでダブルボギーのピンチに…。決勝ラウンドでは、超ショートホールが、勝負所になる。

