
11番、ティーショットを放つ吉本ここね(カメラ・中島 傑)
◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス 第1日(3日、神奈川・戸塚CC東C=6487ヤード、パー72)
2日に悪天候のため中止となっていた第1ラウンドが行われ、プロ9年目の吉本ここね(不二サッシ)が4バーディー、ボギーなしで4アンダーの68をマークし、首位と3打差の12位で発進した。
第1組でスタートした吉本は、前半の2番で3・5メートル、9番で3メートルを沈めてバーディー奪取。後半の14番パー5は残り81ヤードから第3打を50度ウェッジで1・5メートルのベタピンで伸ばし、17番は15メートルのロングパットをねじ込んで、ギャラリーを湧かせた。
吉本は「ノーボギーなのがよかった。パーオンが16回、バーディーチャンスもまぁまぁあったので、ピンチがなかった。目標はアンダーで回ることだったので、上出来です」と笑顔がはじけた。
前日は早朝3時20分に起床し、5時すぎにコースに到着。だが、悪天候のため7時を予定していた第1組のスタートは8時→8時30分→10時→13時と遅れに遅れた。「リラックスしながら、攻略を考えて待っていた」というが、正午に中止が発表された。コース入りから約7時間待っただけに「少し疲労もあったと思う」。その後はショット練習し、宿泊先の部屋でパット練習して午後8時には就寝し「7時間は寝られました」と疲れの色は見せなかった。
昨年1月に結婚した、男子プロで米ツアーを主戦場にしている金谷拓実(SOMPOひまわり生命)とは時差があるため、早朝に連絡を取り合う。直接会うのは、金谷が帰国する2か月に一度ほどだというが、4月の下部ツアー・ヤンマーハナサカレディス前週のアース・モンダミンカップは金谷が現地で応援。吉本がマイナスなことを口にした時は「そんなことはない、良かったじゃん」と温かく励まされ、「いつもプラスの言葉をくれます」と感謝する。
2週前の下部ツアー、ユピテル静岡新聞レディースで3年ぶりの優勝を飾り「うれしかったし、自信にもなった」。昨年大会は初日から2日間で首位を走りながら、3日目以降に失速して11位に終わった。「去年のことは正直忘れていた。16番とか難しいホールをしっかり耐えられたらいい流れになる」とリベンジし、ツアー初Vを狙う。

