【女子ゴルフ】仲宗根澄香「怖いです」初優勝へ快走 プロ16年目の34歳 雨音に耳を傾け雑念封じる


18番、チップインバーディーを決め歓声に応える仲宗根澄香(カメラ・中島 傑)

18番、チップインバーディーを決め歓声に応える仲宗根澄香(カメラ・中島 傑)

◆女子プロゴルフツアー ミネベアミツミレディス 第2日(10日、北海道・真駒内CC空沼C=6700ヤード、パー72)

 単独首位で出たツアー未勝利の仲宗根澄香(Sky)が7バーディー、ボギーなしで連日の65をたたき出し、通算14アンダーでトップを守りホールアウトした。午前組終了時点で、後続に4打の差をつけている。

 難関の最終18番を花道からのチップインバーディーで締め、開口一番「怖いです」。笑顔で肩をすくめた。「ゴルフはイメージ通りに打っても思い通りにならないこともいっぱいあるし、逆もあるけど。全部がかみ合っていく感じが怖い」とおどけつつ、積み上げてきたものへの自負もある。「目の前の一打に全力でフォーカスしている結果。怖いけど、(このスコアには)ちゃんと理由があるのかな」と胸を張った。

 前日に続き雨の中でのプレーを強いられても、仲宗根は苦にしない。「私、雨は嫌いじゃない」とニコリ。「雨だと伸ばし合いになりにくいし、傘に当たる雨の音が好き。集中できる」。傘の開閉に加え、ボールやグリープを拭く、手袋を変えるなど作業が増える。「やることも多いので嫌なイメージが湧きにくいというか、一打一打フォーカスしやすい」。この日も雨音に意識を向け、神経を研ぎ澄ませた。

 プロ16年目の34歳。下部ツアーでは6勝しているが、レギュラーツアーはまだ勝てていない。「(チャンスが)いつか来るんじゃないかなって信じて、毎日やるべきことをコツコツとやってきたことが今週はいい方向に行っている。ミラクルショットを打っているわけじゃないし、自分のできることを一打一打やった結果が形になってくれている」。週末も雨予報。勝機到来だ。(高木 恵)

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