
2番、ティーショットを放つ神谷桃歌(カメラ・中島 傑)
◆女子プロゴルフツアー ミネベアミツミレディス 第2日(10日、北海道・真駒内CC空沼C=6700ヤード、パー72)
4位で出たプロ2年目の神谷桃歌(20)=伊藤園=が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算10アンダーでトップと4打差の2位に浮上した。前週の資生堂・JALレディスは7人によるプレーオフで惜敗。中京大スポーツ科学部競技スポーツ科学科3年生の女子大生プロが、初優勝を狙う。同じくツアー未勝利の仲宗根澄香(34)=Sky=が連日の65をマークし、14アンダーで単独首位を守った。
前半だけでスコアを5つ伸ばし、神谷桃が今週も上位に顔を出した。「最近は2日目に伸ばせないケースが多かったけど、アグレッシブにいけた」。1番で6メートルをねじ込み、バーディー発進。その後も4メートル前後のチャンスを決めきり、笑顔でホールアウトした。
前週の資生堂・JALレディスは最終日に64をたたき出し、7人によるプレーオフに加わった。敗れはしたが得られたものは多かった。「もちろん、悔しかったけど、優勝争い自体がツアーでは初めて。すごく自信になった。優勝もできなくないんだなって、思えるようになった」。ゴルフはもちろん、メンタル面の変化も実感している。
中京大スポーツ科学部競技スポーツ科学科に通う3年生。女子大生プロだ。3日間大会の週の月曜日に大学まで足を運ぶ。練習ラウンド後に、ホテルでオンデマンド授業を1時間受けることもある。ゼミのテーマは「血糖値」。ラウンド中の補食と血糖値について研究中の勉強家は、初優勝が見える位置で週末へ向かう。「まだ2日間ある。明日、明後日も自分のゴルフができたら。その結果、優勝だったらいいな、みたいな感じ」。3月3日生まれの桃歌が、実りの夏を迎えている。(高木 恵)
◆神谷 桃歌(かみや・ももか)2006年3月3日、愛知・高浜市生まれ。20歳。父の影響で9歳でゴルフを始める。24年日本女子学生選手権で優勝し、同年11月のプロテストに合格。憧れは上田桃子。名前の由来は桃の節句。趣味は映画観賞。猫が大好き。160センチ。

