【男子ゴルフ】李尚熹、亡き父にささげる初V「優勝トロフィーを持って墓参りをする約束を守れた」


男子ゴルフのSansan・KBCオーガスタでツアー初優勝を飾った李尚熹

男子ゴルフのSansan・KBCオーガスタでツアー初優勝を飾った李尚熹

 ◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ 最終日(30日、福岡・芥屋GC=7293ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、日本ツアー参戦14年目の34歳、李尚熹(イ・サンヒ、韓国)が7バーディー、ボギーなしの65をマークし、通算23アンダーでツアー初優勝を飾った。トップと1打差2位から逆転し、優勝賞金2000万円を獲得した。

 李は最終18番で約40センチのパットを沈め、2位に3打差をつけて初優勝を決めた。「安心した気持ち、電気が走るようなビリビリ感、優勝した実感の後、日本語のインタビューをどうしよう…と心配をしていた」と苦笑い。優勝スピーチを終えると「100点満点で2点。もっと日本語を勉強します」と反省しきりだった。

 また、優勝会見で2023年1月に父・イ・ホンシッさんが72歳で死去したことを明かした。李が19歳までマネジャー兼キャディーとして支えてもらい、13年の日本ツアー参戦後も3~4年目まで両親がツアーに同行してくれた。

 李は「初めて1人になった時に心の穴が大きかったし、全部自分でやらなきゃいけない。結婚もして、家の主としての責任感、やっと父の重さを感じながらやっている」。22年12月に自身が結婚式を挙げた約1か月後に最愛の父が他界した。

 父から授かった言葉「どんな時も謙虚で正しい姿勢で接すること」を常に胸に刻んでいる。日本ツアー参戦14年目で2位が8度と悔しさを乗り越え、悲願のツアー初優勝。「亡くなった父に、必ず優勝トロフィーを持って墓参りをする約束を守れた。父に『やりました』と伝えたい」と感慨深げに語った。

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