
1番をスタートし上着を羽織る桑木志帆。通算8アンダーで首位と1打差の2位に付けた(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 第2日(26日、宮城・利府GC=6600ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、11位で出たメルセデスランキング1位の桑木志帆(大和ハウス工業)が6バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算8アンダーでトップと1打差の2位に浮上した。
1番で残り116ヤードの2打目をピッチングウェッジで1メートルにつけ、スタートから3ホール連続でスコアを伸ばした。「3連続バーディーが来て、ショットもパットも安定していたのでいい一日だった。上との差がそんなになかったので、この3連続で前向きな気持ちでできた」。一気に追撃モードに突入した。
この日は朝から雨が降り、肌寒い一日になった。普段はおにぎりとフルーツを補食にする桑木だが、冷えた体を温めようと、ハーフターンのインターバルで、ギャラリープラザの牛すじ煮込みにトライした。「後半に入ってボーッとしてしまった。血糖値が上がってしまったのかも」。5つ伸ばして迎えた11番は3パットのボギー。「やばい。起きろ」と自分にカツを入れた。
「起きました。目が覚めました。何やっとんだと思いました」。この日唯一のボギーを機に我を取り戻した桑木は、最終18番パー5をバーディーで締め、最終日最終組をたぐり寄せた。出場した日本ツアー直近の10試合は2度の優勝を含む5位以内が7回。抜群の安定感と強さを誇る。「(牛すじ煮込みが)めっちゃおいしかったので、後悔はない」。笑顔で言い切るたくましさが際立った。
6月の宮里藍サントリーレディス以来の今季3勝目へ、1打差で最終日を迎える。「上がもう少し突き抜けちゃうかなと思った。コースが難しいというのもあって、そんなに差が開かなかったので、チャンスかなと思う」。初の年間女王へ前進する1勝を、逆転でつかみ取る。(高木 恵)

