
練習を終えて取材に応じた申ジエ(カメラ・今西 淳)
女子プロゴルフツアーの富士通レディースは15日から4日間、千葉・東急セブンハンドレッドC(6717ヤード、パー72)で行われる。14日はプロアマ戦が行われ、10月第1週のメジャー、日本女子オープンで優勝し、日本ツアー通算30勝を達成して史上7人目、韓国人初の永久シード権を獲得した38歳の申ジエ(スリーボンド)が取材に応じた。永久シードのフィーバーでわいた韓国に一度帰国。今週からツアーに復帰する。
国内女子メジャー4大会(ワールドレディスサロンパス杯、日本女子プロ選手権、JLPGAツアー選手権リコー杯、日本女子オープン)をすべて制する史上初の「国内メジャー4冠(生涯グランドスラム)」も達成し、改めて「うれしい」と喜びつつ「やっと一番大きい山を越えたけど、早く試合に戻りたい気持ちでいっぱいでした」と“満足は敵”の心境を語った。
11歳でゴルフを始め、2005年に韓国でプロ転向。08年に米女子メジャーの全英リコー女子オープンで優勝し09年に米賞金女王に。14年から日本ツアーを主戦場に移し、数々の舞台で活躍してきた。強さの秘訣は徹底した自己管理だ。特に食事は「体に悪いものは食べない」ときっぱり。NG食材に「乳製品」「野菜を含む生もの」「小麦粉製品」を挙げ、ふだんの主食は「お米と魚料理」と言い切った。
永久シードの“ご褒美”は「レギュラーの赤コーラでした」と言うほどだ。乳製品は嫌いではなさそうで「ワインとチーズ」でお祝いしないのかと聞かれると「やりたいですね~」と乗り出しつつ「でも我慢します」と我に返った。「長くプレーするためには大事なこと」と38歳鉄人。「若い世代にプレーの技術だけでなく、そういう話をしていきたいですね」と語っていた。

