
連覇を達成したスリロット(右)は大会会長の三橋英記・ファンケル代表取締役社長執行役員からトロフィーを受け取る
◆男子プロゴルフシニアツアー ファンケル クラシック 最終日(18日、静岡・裾野CC、賞金総額5000万円(優勝1000万円)、観衆2048)
前年王者のタマヌーン・スリロット(57)=タイ=が、初日から首位の座を譲ることなく大会連覇を果たし、今季のシニアツアー初勝利を手にした。2位に6打差をつけて最終日を迎えると、この日も6バーディーと順調にスコアを伸ばし66をマーク。通算21アンダーでフィニッシュし、2011年に金鍾徳(65)=韓国=が記録した大会レコードの16アンダーを大きく塗り替えた。
開催25度目の節目で、スリロットが完全優勝を成し遂げた。初日を9アンダー63、2日目を66で回ると、最終日も3連続バーディーを決めるなど66。15年ぶりに大会レコードを更新した。ボギーなしで3日間を終え「初めてかもしれない。記憶にない。本当にうれしく思います」と、シニア通算4勝目をかみ締めた。
昨年からティーショットが曲がらず安定するようになった理由は、ユーチューブにあった。「ユーチューブが先生です。(米男子ツアーで活躍している)マックス・ホーマの動画を毎日見て研究している」。動画研究の成果で、賞金ランクは6位に浮上した。人生のモットーを聞かれると「怒ることはよくない。なるべく笑うように前向きに考えている。スコアが悪くても怒らない」。トロフィーを掲げる表情も、やはり満面の笑みだった。
◆その他表彰 大会特別賞(いずれも賞金100万円)として「ベストスコア賞」は初日に63を記録したスリロットが獲得。「最多バーディー賞」は20個でスリロットと岩本高志(51)が分け合い、最終日の飛距離を競う「元気・ドラコン賞」は宮本勝昌(54)の295・4ヤードだった。また、「LADY GO CUP」参戦中の女子6選手によるエキシビションマッチは、原江里菜(38)が13アンダーで優勝し100万円を手にした。

