【男子ゴルフ】関学大出身の安森一貴が初Vへ1差2位浮上 もうすぐパパ「絶対にシードは落とせんな」


上位で決勝ラウンドに進む安森一貴(カメラ・高木 恵)

上位で決勝ラウンドに進む安森一貴(カメラ・高木 恵)

 ◆男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 第2日(23日、千葉・成田ヒルズCC=7105ヤード、パー71)

 第2ラウンドが行われ、5位で出たツアー未勝利の安森一貴(フリー)が5バーディー、2ボギーの68で回って通算7アンダーとし、トップと1打差の2位に浮上した。前週の日本オープンで今季初めてトップ10入りし、好調モードに突入。「いろんな人にアドバイスをもらって、自分に足りないところを指摘してもらった。その課題をクリアするのに時間がかかった」と爽やかに汗をぬぐった。

 今季に入り、苦手だったアプローチの練習に多くの時間を割いてきた。セッティングが難しいうえに最終日に強風が吹き付けた日本オープンで、グリーン外から寄せてパーをセーブする度に自身の変化を実感した。元々は「ショットで乗せて、パターが入るか入らんか」というタイプ。結果が出なかったシーズン前半に、知人に指摘された。「それじゃあ長くは戦えない。ショットが悪い年もある。悪い時はアプローチでどれだけパーを取れるかだ」。練習の成果が、ここに来てようやく形になってきた。

 17番パー3でティーショットはグリーンから外れたが、左足下がりの難しいライからのアプローチを1メートル半に寄せてセーブした。「アプローチが良くなって、ショットも自信を持って打てるようになった」。14番では残り190ヤードの第2打を5番アイアンで3メートルに運びバーディーを奪った。

 プロ7年目の28歳は、昨年のバンテリン東海クラシックで1打差の2位に入り、初めてシード選手として今季を戦っている。前週の日本オープンの10位が最高で、現在のポイントランキングは61位。上位65人が得られるシード権争いへ気が抜けない位置にいる。2024年5月に関西学院大学で同級生だったあずささんと結婚。12月には第一子となる長男が誕生予定だ。「絶対にシードは落とせんな、と思ってやっている。これまで何回か優勝争いをしたけど、緊張することはなかった。あまり気負わずに、今まで通り自分のプレーを続けたい」。地に足を付け、ムービングデーに向かう。

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