【男子ゴルフ】池田勇太7年ぶりVへ3差浮上 松井秀喜新監督にG党歓喜「長嶋茂雄さんが一番愛した選手」


尾崎将司さんをイメージした紫のシャフトを手にする池田勇太(カメラ・高木 恵)

尾崎将司さんをイメージした紫のシャフトを手にする池田勇太(カメラ・高木 恵)

 ◆男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 第3日(24日、千葉・成田ヒルズCC=7105ヤード、パー71)

 25位で出たツアー通算21勝の池田勇太(フリー)が6バーディー、1ボギーの66と伸ばし、通算7アンダーの9位に浮上した。トップとは3打差。2019年ミズノオープン以来7年ぶりの優勝へ、地元で逆転を狙う。

 前日の第2ラウンドは上がりの17、18番で連続ボギーを喫したが、この日は連続バーディーでやり返した。17番パー3は6番アイアンで2メートルに運び、18番ではピン手前7メートルからの下りのフックラインをねじ込み、拳を突き上げた。「もう少し上との差を詰めたかったけど、そこそこ。上がりは良かった」と笑みが漏れた。

 2022年に発症した顎(がく)偏位症の影響で、シード落ちも経験した。今季はここまで、トップ10入りが3回。「去年までに比べたら、多少はマシなゴルフができているのかな」。朝は1時間半のウォーミングアップを経てから練習場に向かい、ラウンド後はケアとストレッチに2時間を費やす。「もう40歳を超えたし。体に時間を割かないといけない。あと10年このレギュラーツアーの世界で戦おうと思っているから、そういったことが大事」。地道な準備も苦にはならない。

 昨年12月に78歳で亡くなった尾崎将司さんへの憧れとともに、ゴルフ人生を生きてきた。前週の日本オープンウィーク中に“ジャンボモデル”の紫のシャフトが届いた。今週は3番ウッドに装着している。「もう少し早く作りたかったけど、なかなか色合いが出なくて。昔ジャンボさんが使っていた青紫っぽい色を出したいんだけど、その頃の塗料がもうなくて。グラファイトデザインさんが僕の相談に乗ってくれて、作ってもらえたことが、すごくうれしい」とメーカーに感謝した。

 祖父の影響で幼い頃からプロ野球は巨人ファン。松井秀喜氏の監督就任に心を躍らせた一人だ。「素晴らしいこと。長嶋茂雄さんが一番愛した選手だから。松井さんが監督になることで、コーチ陣もいい人たちが集まってくると思う。また強い読売巨人軍を作ってもらえると思う」と楽しみにした。

 千葉県生まれで、地元愛は強い。「千葉での試合は昔はいっぱいあったのに、最近は少なくなっているから。千葉の試合だから勝ちたいという気持ちは十分あるし、そういう思いでやっている」と力を込めた。「最後まで諦めずに、頂点を目指してやりたい。明日は明日で、一つでも多くバーディーを取りたい」。最終組の2つ前から、上位にプレッシャーをかけていく。(高木 恵)

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