【男子ゴルフ】藤本佳則「不思議でしかたがない」 ショット苦しむも…37歳バースデー完全優勝王手


初日から首位を守り、バースデー優勝に王手をかけた藤本佳則(カメラ・高木 恵)

初日から首位を守り、バースデー優勝に王手をかけた藤本佳則(カメラ・高木 恵)

◆男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 第3日(24日、千葉・成田ヒルズCC=7105ヤード、パー71)

 最終日に37歳の誕生日を迎える藤本佳則(国際スポーツ振興協会)が3バーディー、1ボギーの69で回り、通算10アンダーで単独首位を守り、バースデー完全優勝に王手をかけた。13年ぶりの復活優勝を果たした5月の関西オープン以来となる今季2勝目へ逃げ切る。ツアー21勝の池田勇太(40)=フリー=が25位から66と伸ばし、7アンダーの9位に浮上した。選手会主催という特別な位置づけで2年目の今大会は、4打差に20人がひしめく大混戦となった。

 初日からの首位を守った藤本の顔に、笑顔はなかった。内容と順位の乖離に「不思議でしかたがない」と首をかしげた。今年取り組んでいるスイングは、悪くなると球がつかまりにくくなる。1番でティーショットを右斜面へ曲げ、ボギー発進でつまずいたが、しぶとくパーを拾った。最終18番は2メートルを沈め、最終日につながるセーブで締めた。

 36歳最後のラウンドもスッキリしないままだった。ショットのフィーリングは良くない。パットでしのぎ、スコアを作った。「そんなに変わらないというか。まだまだやな、って感じるラウンド。気持ち良く勝負したいけど、なかなか難しい」。この3日間、どうしたって威勢のいい言葉は出てこない。

 過去3勝中2勝は逃げ切りで挙げている。大混戦のリーダーとして、残り18ホールへ向かう。「たまたま1打リードがあるだけ。明日いいプレーをした人間が勝てると思うので、いいプレーができたらいいですね…願望! バースデーV? できたらいいですね。これも願望!」。試行錯誤とともに、新たな一年の始まりを勝利で彩る。(高木 恵)

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