
表彰式が暴風雨で途中中止となり傘をさして引き揚げる藤本佳則(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 最終日(25日、千葉・成田ヒルズCC=7105ヤード、パー71)
男子ゴルフで表彰式が途中で中止になる異例の事態が起こった。この日が37歳の誕生日の藤本佳則(国際スポーツ振興協会)が、初日から首位を譲らない完全優勝。13年ぶりの復活勝利を手にした5月の関西オープン以来となる今季2勝目、通算4勝目挙げた。18番グリーンで小雨のなか始まったセレモニーだったが、徐々に粒が大きくなり大雨に見舞われた。
今大会は選手会主催で、今年が2年目の開催。冒頭で選手会長の阿久津未来也が白シャツ、ジャケット姿で登場し、濡れながら感謝の思いを述べているところで徐々に雨脚は強まっていった。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の諸星裕会長が駆け寄り、傘をかざしてその場をしのいだ。
その後、優勝トロフィー、副賞の目録贈呈と進んだところで雨の勢いはさらに増し「表彰式は中止します」のアナウンスが流れた。優勝スピーチはないまま終了し、クラブハウスに場所を移した後、写真撮影が行われた。藤本は優勝会見で「今の気持ちははすごくハッピー。誕生日よりも勝てたことの方がうれしい」と笑顔を見せた。

