大山、今季苦しんできたパット改善で「メダル獲得」へ収穫


18番、第3打を放ち笑顔を見せた大山志保

18番、第3打を放ち笑顔を見せた大山志保

 ◆女子プロゴルフツアー meijiカップ 第2日(6日、北海道・札幌国際CC島松C、6520ヤード=パー72)

 リオ五輪代表の大山志保(39)=大和ハウス工業=は3バーディー、1ボギーの70で30位から通算2アンダー21位に浮上した。ショットは左右に曲がったが、今季苦しんできたパットが改善。「メダル獲得」に向けた収穫を得た。

 「考えないで構えたらすっと打つ」というリズム重視に変更したことが奏功し、12ホールで1パットなど計24パット。「すごく良くなった。アプローチも問題ないし、あとはショットだけ」と笑顔でうなずいた。

 6月下旬から悩んできた首痛がようやく完治。「痛みがなくなり、体がよく動くようになって軸がぶれるんです」。プレー中もスイングの変更を重ね、ショット面では試行錯誤が続く。「あと2週間で修正したい」とうなずいた。

 五輪の女子競技は現地時間17日に始まる。リオで使うキャディーバッグも届き、「明日は試しにこれでプレーしてみようかな」と笑った。五輪前最後の実戦も残すは1日。「五輪は出るからにはメダル。まだまだですけど希望を持って頑張ります」と前を向いた。

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