◆男子プロゴルフツアー ツアーワールド・カップ最終日(10日、茨城・石岡GC、7071ヤード=パー71)
9日の4ホールのプレーオフ(PO)でも決着がつかず日没順延となったリオ五輪代表の池田勇太と宋永漢(韓国)によるPO延長戦が行われ、池田がこの日5ホール目(PO通算9ホール目)でバーディーを奪い、4月のパナソニックオープン以来の今季2勝目、通算15勝目を挙げた。
POが月曜日まで持ち越されたのは、1999年の日本ゴルフツアー機構(JGTO)発足後、初めてだった。
3週前のANAオープンと前週のトップ杯東海クラシックで、最終日の18番でボギーをたたいて1打差の2位に終わっていた池田は、「今日勝ったことは自分の新たなスタートライン」と喜んだ。今季獲得賞金は1億円を突破し、賞金ランクも2位に浮上。13日開幕の国内メジャー第3戦・日本オープン(埼玉・狭山GC)へ向け「絶対に優勝争いはしたい」と意気込んだ。