加瀬秀樹が2差の2位「逆転の可能性は50%」


単独首位に立ったマークセン(日本プロゴルフ協会提供)

単独首位に立ったマークセン(日本プロゴルフ協会提供)

 ◆男子プロゴルフシニアツアー 富士フイルムシニア選手権 第2日(4日、千葉・ザ・カントリークラブ・ジャパン、7022ヤード=パー72)

 今季4勝、賞金レース独走のシニアルーキー、P・マークセン(50)=タイ=が2日連続の68をマーク、通算スコアを8アンダーまで伸ばして単独首位に立った。

 2打差の2位は70で回った加瀬秀樹(56)=アイテック=。さらに1打差でシニア初優勝を狙う清水洋一(53)=フリー=が続いた。大会ホストの青木功(74)=フリー=は78で、10オーバー56位と低迷。

 「逆転の可能性は50%」と言い切った。チャンスは少なかったものの欲張らず、自分のペースを守ってプレー。快進撃を見せるマークセンとの差を2ストロークに抑えた。夏を過ぎてPGA後援競技で2勝するなどショット、パットとも好調。特に確実に入れなくてはならない短いパットで、右手を添えるだけの左手主導に変えて奏功している。「しっかりプレーできれば付け入る隙はある。しぶといゴルフをしてやる!」と逆転に意欲。

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