女子プロゴルフの宮里藍(31)=サントリー=が6日、故郷・沖縄で自身の思い出の品が飾られた「東村文化・スポーツ記念館」の落成式に出席した。
父・優さん、長男・聖志と館内を見学。次男・優作を含めた3きょうだいプロの思い出など家族が撮影した貴重な映像が見学できるが、幼少期に海で遊ぶ水着姿が流れ「これは撮らないで!」と赤面。「家族も忘れているようなビデオ。恥ずかしい。あんなに小さい頃のものが出るなんて」と苦笑いした。
同記念館は約5億8000万円をかけ、4月初旬にオープン予定。3きょうだいのツアー優勝トロフィー、使用した用具なども展示されている。3人がゴルフを始めた際に使い込んだ43センチの子ども用パターが、藍のお気に入りだ。
7日に渡米し、16日に開幕する米ツアーのファウンダーズ・カップに出場予定。5日までの国内開幕戦、ダイキンオーキッドレディスは59位と振るわなかったが「今は何でもいいので早く勝ちたい。飾ってもらえるものが増えるように頑張りたい」と12年以来の米ツアーVへ意気込んだ。(浜田 洋平)