竹谷佳孝、65マーク日本勢トップの10位「明日も楽しむ気持ちでいきたい」


日本勢トップの10位で発進した竹谷佳孝

日本勢トップの10位で発進した竹谷佳孝

 ◆豪州男子ゴルフツアー ニュージーランド・オープン第1日(9日、ニュージーランド・ザ・ヒルズGCなど2コース)

 穏やかな快晴の下、24人の日本ツアーメンバーも出場して行われ、14年日本ツアー選手権王者・竹谷佳孝(37)=エー・エム・エス=が7バーディー、1ボギーの6アンダー、65で回って日本勢最上位の10位で滑り出した。「今日はとにかくチームの雰囲気が良かったですね。(同組の)小鯛君もいいショットを打っていたし、引っ張られましたね。プロアマ形式でリラックスしてプレーできる。明日も楽しむ気持ちでいきたい」と目尻を下げた。

 小鯛竜也(27)が3アンダー、68で日本勢2番手の37位。武藤俊憲(38)は2アンダー、58位。日本ツアーの選手会長・宮里優作(36)=いずれもフリー=は、1オーバーの107位と出遅れた。10アンダー、61をマークしたベン・キャンベル(25)=ニュージーランド=が単独首位。

 プロアマ戦形式で2人1組のチームスコアで争われるチーム戦では、初出場のアマチュアで元プロ野球巨人の投手・桑田真澄氏(48)が、日本ツアー6勝の武藤と組んで首位と7打差の6アンダー、49位で発進した。海外ツアーデビュー戦の桑田氏は「今日は武藤さんがリードしてくれた。気負わないで楽しみましょう、と言ってもらえて途中から自分のゴルフをしようと思った。最終ホールでバーディーが1つ取れて安心しました」と“相棒”に感謝した。

 ベストボール方式のため、途中ピックアップもあって個人の正確なスコアは出ずも、参加142チーム中49位。ベストスコア69の腕前で、ナイキ社のクラブを巧みに操った桑田氏は「プロのセッティングで80~85くらい(のスコア)でプレーしたいと思っていたので、目標達成です」と胸を張った。同組で回った武藤も「上手い! スイングの音がアマチュアじゃない! ショートゲームの距離感、コントロールは抜群でしたね。明日のラウンドも楽しみです」と、元巨人のエースの高い素質に目を細めていた。

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