◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 関西オープン第3日(20日、京都・城陽CC=7037ヤード、パー71)
ツアー通算19勝の谷口徹(49)=フリー=が、32歳年下のアマチュアを絶賛した。同組の杉原大河(17)=徳島・生光学園高3年=は74で回り、8位から11位に後退したが、谷口は「朝イチからすごい。目が覚めたわ。なんですか、あの飛距離。飛距離やったら松山(英樹)より飛んでるんちゃうかな。目が点になったで。異次元や。すごいポテンシャルやと思う」とビックリ。今大会3日間のドライバー平均飛距離では谷口が279・67ヤードの全体55位に対し、杉原は319・67ヤードで全体3位。若さあふれるプレーに目を丸めた。
自身は5バーディー、6ボギーの72で回り、通算1アンダーで8位をキープした。杉原も「大事なパットを打つ時にオーラを感じるくらいすごい迫力がありました。見ていて入る気がする感じでした」とベテランに感服。“褒め言葉”を報道陣に伝え聞いた谷口は「いやいや。ミスも結構あるし、コントロールがいいのはブルペン(練習場)だけやったわ」と謙遜したが、「あした(21日)も頑張ろ」と、うれしそうにコースを後にした。