宮里藍が今季限りで引退…元祖女子高生プロゴルファー、日本通算15勝、米ツアー通算9勝


宮里藍

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 女子プロゴルフの宮里藍(31)=サントリー=が26日、今季限りで現役を引退することを発表した。29日に都内のホテルで会見を行う。藍の関係者は「会見の時に本人の言葉でお話しさせていただく予定なので、きょうはコメントを差し控えさせて下さい」と引退の理由など詳細は明かさなかった。次戦は6月8日開幕の日本ツアー・サントリーレディス(兵庫・六甲国際GC)に出場する。

 藍は4歳からゴルフを始め、宮城・東北高3年時の03年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで、アマチュア史上2人目のツアー優勝を果たした。同年10月にプロ転向し、史上初の女子高生プロゴルファーに。日本中に「藍ちゃんブーム」を巻き起こした。その後も優勝を重ね、06年からは米女子ツアーに本格参戦。09年のエビアンマスターズで念願の米ツアー初優勝を果たした。10年には日本人最多となる年間5勝をマークして、男女を通じて日本人初となる世界ランク1位に輝いた。05年には北田瑠衣とのコンビでW杯を制覇して世界一に。兄の聖志、優作もトッププロとして活躍している。日本ツアー通算15勝、米ツアー通算9勝。

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