奈紗、2か月ぶり予選通過「藍さんずっと目標だった」


 ◆米女子プロゴルフツアー ボルビック選手権第2日(26日、米ミシガン州トラビスポイントCC)

 畑岡奈紗(18)=森ビル=が71で回り、通算3アンダーで4大会ぶりに予選を通過。引退を表明した宮里藍への思いを明かした。野村敏京(24)=フリー=は7アンダーで首位と5打差の10位、横峯さくら(31)=エプソン=は2アンダー59位。朴城ヒョン(韓国)が12アンダーで首位に立った。

 藍への思いを胸に、畑岡が3月の起亜クラシック以来2か月ぶりの決勝ラウンド進出を決めた。2ラウンド連続でのアンダーパーは米ツアーで初めて。「カットラインは意識せず、上だけを見て頑張ろうと思いました」と喜んだ。

 幼い頃に藍の活躍を見て米ツアーを目指した。昨年10月の日本女子オープンを17歳263日で制し、藍が05年大会でマークした20歳105日の大会最年少V記録を大幅に更新。「私が米ツアーを目指すきっかけにもなったし、ずっと藍さんを目標にやってきました」と感謝した。右も左も分からないルーキーに、藍は米国での生活やツアーの仕組みなどを教えてくれた。恩返しは1試合でも多く上位に進出することだ。

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