今季限りでの引退会見をする宮里藍が会見で涙を必死にこらえた（カメラ・森田 俊弥）
今季限りでの現役引退を表明した女子プロゴルフの宮里藍（３１）＝サントリー＝が２９日、都内のホテルで会見を開いた。
白いジャケット姿で約２５０人の取材陣の前に現れた宮里は約４５分間の会見で笑顔を見せながら返答を続けた。
最後のあいさつで立ち上がると、「約１５年間、プロの選手として、ここまでプレーしてきて、本当に…」と話したところで絶句。あふれ出した涙をぬぐうと、「たくさんの方にこれまでサポートしていただいて、すごくうれしかったです」ときっぱり。
「選手としても、すごく幸せでした。引き際の寂しさもなく、最後までプレーできることも幸せに思います。幸せな選手生活だったと思っています」と、「幸せ」という言葉を繰り返し、笑顔で引退会見を締めくくった。