今平67で2位浮上…美人キャディーに導かれ「ストレスない」


若松菜々恵キャディー

若松菜々恵キャディー

 ◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィック・ダイヤモンドカップ第2日(22日、千葉・カレドニアンGC)

 8位から出た賞金ランク3位の今平周吾(24)=レオパレスリゾートグアム=が5バーディー、1ボギーで2日連続の67。通算8アンダーで2位に浮上した。美人キャディーの若松菜々恵さん(中部学院大ゴルフ部4年)と5月に初優勝した関西オープン以来のコンビを組み、2勝目&賞金ランク首位浮上を狙う。66で14アンダーに伸ばした高山忠洋(39)=スターツ=が首位を守った。

 “勝利の女神”に支えられ、今平がリーダーボードを駆け上がった。4、7番ではともに約100ヤードからの第2打を1~2メートルにつけるなど、前半で4つ伸ばし連日の67。2位浮上に「上出来ですね。バーディー先行で流れが良かった」と納得の表情を浮かべた。

 若松さんとは初Vを飾った5月以来、今季3度目のタッグ。プレーオフで敗れた前週最終日に、主戦の柏木一了キャディーが体調不良となり「急きょお願いしたら空いてました。優勝したキャディーなのでゲン担ぎも」。ラウンド中は笑顔で励まされ風向きなどを確認。プロキャディー起用時はクラブ選択やグリーンのライン読みを「任せっきり」というが「(自分で)歩測でやらないといけなくて、それも楽しい。年下でいろいろ言えてストレスなく回れた」と効果を強調した。

 賞金ランク3位につけており、今週不在で首位のC・キム(米国)とは約1182万円差。単独2位(1650万円)以上なら2位・宮里優作の成績次第では一気に首位浮上もある。「毎試合差を縮めていければ」と賞金王レースにも意欲。首位・高山とは6打差だが「あと2日あるので追いつかないといけない」と2勝目&賞金首位の二兎(と)を追う。(岩原 正幸)

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