◆米男子ゴルフ プレジデンツカップ 米国選抜―世界選抜対抗戦第２日（２９日・米国ニュージャージー州リバティーナショナルＧＣ）
【ジャージーシティー（米国）２９日＝高木恵】フォアボール５マッチが行われ、松山英樹（２５）＝ＬＥＸＵＳ＝、アダム・ハドウィン（２９）組はジョーダン・スピース（２４）、パトリック・リード（２７）組と引き分け。世界選抜は４敗１分けで通算ポイントは２―８と、米国選抜に大量リードを許した。松山は３日目午前のフォアサムのメンバーから外れた。
松山組は米国の最強ペア相手に、世界選抜この日唯一の得点を挙げた。それでも終盤の１５、１６番でポイントを許しての引き分けに「あの内容で勝てなかったのは僕のせい。後半は全く僕が機能していなかった。アダム一人に背負わせてしまって申し訳なかった」と責任を背負った。
前半は松山が“ポイントゲッター”として活躍。６番で２１４ヤードの第２打を２メートルにつけバーディーを奪うと、８番で７メートルを沈めてガッツポーズ。２アップにリードを広げた。「前半は僕もちょっといいところがあったので貢献できたけど、後半はほぼほぼアダムのスコアだったので、ちょっと苦しかった」。１２番で第１打を右の池に入れるなど、ショットの精度を欠いた。
２日目を終え米国選抜に６ポイントのリードを許した。「すごくこの差は大きいと思うけど全然諦めていないし、みんなもそう思ってやっている」。最終日は元ヤンキース外野手でニューヨーク在住の松井秀喜氏（４３）＝写真＝が観戦予定であることが、米ツアー関係者の話で判明。９８年以来となる世界選抜の勝利へ、アウェーの地で巻き返す。