池田勇太、単独首位浮上「日本オープンで勝つというのが自分の一つの照準」


9番、ギャラリーの声援にこたえながらグリーンに向かう池田勇太

9番、ギャラリーの声援にこたえながらグリーンに向かう池田勇太

 ◆男子プロゴルフツアーメジャー第3戦日本オープン第2日(13日、岐阜・岐阜関CC東C=7180ヤード、パー70)

 14年大会覇者・池田勇太(31)=フリー=が7アンダーで単独首位に浮上した。ベストスコアの66で2位に3打差をつけて決勝ラウンドへ進んだ。10番スタートで12番で左奥2メートルにつけて伸ばすと、大雨となった15番、17番で冷静に4メートルを沈めて伸ばした。「そこを切り抜けられたのがでかい。天気も天気だし難しいのも分かってるし、ずっとこらえて落ち着いてと思っていた」と自賛した。

 今週は福岡から理学療法士と鍼灸(しんきゅう)師を呼び寄せ、疲労のケアを徹底。「14年に勝ってから、日本オープンで勝つというのが自分の一つの照準になった」と打ち明ける。今大会は、開催地の“刃物の町”関市から優勝副賞で日本刀が贈られる。「いいねぇ、似合うかな」と残り2日、切れ味鋭いアイアンショットを武器に頂点への道を切り開く。

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