賞金ランク首位の小平智、JTカップへ気合「いい1年だったと最後に言えるように」


11番でティーショットを放つ小平智

11番でティーショットを放つ小平智

 男子プロゴルフツアーの今季最終戦、日本シリーズJTカップ(東京よみうりCC、報知新聞社主催)は30日に開幕する。選手たちは28日、紅葉の中で練習ラウンド。賞金王の可能性がある4選手もそれぞれ調整を行った。賞金ランク首位の小平智(28)=Admiral=は9ホール回り、「ここで成績を残していい1年だったと最後に言えるように」と気合十分。グリーン回りなどを確認した。

 同2位で13年大会覇者の宮里優作(37)=フリー=も9ホールの調整。「パーオンすることがテーマ。数多くバーディーパットを打てるようにしたい」とイメージを膨らませた。同4位の池田勇太も9ホールのラウンドでアイアンショットを確認。「この試合で優勝して終わりたい」と“有終の美”を誓った。一方、同3位のC・キム(米国)は腰痛で、練習ラウンドを2ホールで切り上げ、本番へ不安をのぞかせた。

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