女子プロゴルフツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディス(3月1日~4日、沖縄・琉球GC)を間近に控え、ピンゴルフジャパンは26日、沖縄・那覇市のホテルで、ツアー3勝の比嘉真美子(24)=フリー=をはじめ4選手と新規にクラブ用品契約を結んだことを発表した。これまでクラブ使用契約がフリーだった比嘉は昨年8月のNEC軽井沢が始まる2日前にピンの「G400ドライバー」を試打。「構えた瞬間から『これだ!』とピンときました」とコメント。即、トーナメントで使用し、ツアー4年ぶりの優勝という最高を結果を出したことで今回の契約締結につながった。
比嘉は今季、年間3勝という高い目標を掲げる。「3勝するということはそれ以上に優勝争いをしなくてはいけません。ツアーは長丁場。常に戦える体力をつけ、コンディションを整えることが大事と思い、このオフシーズンはそこを意識しながら勝つための練習に励んできました」と前向きに話す。昨季の賞金女王、鈴木愛(23)=セールスフォース=もピンとクラブ用品契約を結んでいる。比嘉が有言実行で「3勝」を挙げた場合、ピン勢が賞金女王争いの中心となる可能性もありそうだ。
プロ7年目を迎える比嘉は、女子プロゴルフツアーの選手会長に当たる「ミーティング委員長」に就任。選手の代表として、選手がプレーしやすい環境づくりやツアーの充実に向けて、関係各所と話し合う重要な役職で任期は1年。男子では石川遼(26)=カシオ=が今季から選手会長を務めており、いわばツアーの“顔”だ。2018年の比嘉はコース内外で奮闘が期待される。
ピンは比嘉のほかに、カリス・デイビッドソン(19)=英国=、小倉ひまわり(19)=フリー=、吉川桃(19)=フリー=とも新たにクラブ用品契約を結んだ。