◆米男子プロゴルフツアー アーノルド・パーマー招待第1日(15日、米フロリダ州ベイヒルクラブ)
通算8勝と相性抜群の大会に、ウッズが13年以来5年ぶりに戻ってきた。スタートの10番で「ウェルカム・バック(お帰りなさい)」と紹介されるとファンから大きな声援が送られた。
豪快なショットが注目されるが、一番の強みは勝負強いパッティング。7番で20メートルのバーディーパットを沈めた。前週のバルスパー選手権は1打差2位。「あの結果は大きい。ようやく自信がスコアにつながってきた」と手応えを明かす。
米ツアー通算79勝、メジャー通算14勝といずれも歴代2位の記録を誇るが、13年8月の世界選手権シリーズ・ブリヂストン招待以来、5季も優勝から遠ざかる。「ここで勝ってマスターズへ向かいたい」。スーパースターは自信と輝きを取り戻しつつある。