◆女子プロゴルフツアー宮里藍 サントリーレディス アマプロ日(6日、兵庫・六甲国際CC=6525ヤード、パー72)
雨の中、アマプロ戦が行われ、出場選手は最終調整した。
日米ツアー通算24勝の宮里藍さん(32)の名前が冠された最初の大会の開幕を前に、“初代女王”への意気込みを口にする出場選手が相次いだ。
国内女子ツアーで日本人選手名が冠になるのは、日本女子プロゴルフ協会の樋口久子相談役(72)に次いで2人目の快挙だ。藍さんと同じ沖縄出身の美女ルーキー・新垣比菜(19)=ダイキン工業=は右手首痛から3週ぶりの復帰戦。「憧れのプロのお名前が大会の冠についたので、やる気が出ますね。今年こそは頑張りたいです」と目を輝かせた。
前週、海外メジャーの全米女子オープン40位で5日夕に帰国したばかりの葭葉ルミ(25)=富士住建=も、約2年ぶりのツアー2勝目に照準を定めた。「今年から藍さんの名前がついて、すごいメモリアル感がある。優勝して初代女王になりたいですね。ロングヒッター有利のコースだと思っているので」と笑顔でうなずいた。
藍さんと同じくサントリーとスポンサー契約する13年賞金女王・森田理香子(28)=リコー=は、大会に藍さんの名前が冠されたことに関して「藍さんはスターですし、藍さんにしかできないことですし、すごいことだと思います」と賞賛した。そして「藍さんはアンバサダーとして大会を盛り上げていかれるので、私はプレーで見せていけるように頑張ります」と意気込んでいた。