◆報知新聞社後援 2018トヨタジュニアワールドカップ Supported by JAL 第3日(14日、愛知・中京GC石野C=男子6843ヤード・パー71、女子6130ヤード・パー72)
日本男子は順位をひとつ落とし、4位に後退した。
最年少の久常涼(15)=作陽高1年=が5バーディーの66と、チーム唯一のアンダーパーで孤軍奮闘したが、首位のスペインとは2日目の5打差から12打差に拡大。それでも最終18番で6メートルのバーディーパットを決め、個人でも首位と1打差の2位に躍り出た15歳は「5個も(バーディーを)取れたのは十分。明日につながるゴルフができた。今回は団体戦がメインなので、チームに貢献することで個人での優勝も見えてくると思います」と力を込めた。
この日は上位のスペイン、デンマークの選手とラウンドしたが「飛距離がすごい。魅力ですよね」とパワーに圧倒された様子。さらにミスをして感情を表に出すことの多い外国人選手を見て、冷静に落ち着いてプレーすることの大切さを再確認したという。チームでは最年少ながら“にぎやかし担当”を務める久常は「団体戦では1打が重いというか、個人戦とは違った重みがありますね。自分だけでなく4人全員での1打という感じがします。明日も今日と同じぐらいのスコアを目指したい」と、15日の最終日を見据えた。